子そだてに大切なこと
【目次】
・ほめるより、なぐさめる
・怒りの感情をコントロール
・ありがとう、ごめんさない
・ほめるより、なぐさめる
全力でほめることよりも、子どもが何かつらい目にあったり、悲しんでいるとき、
失敗をしてしまったときは、全力でなぐさめる。
子どもが失敗をしたとき、子どもは十分に落ち込んでいて、反省もしているはずです。
そこにたたみ掛けるように、「どうだこうだ」と追い詰めても仕方ないことです。
落ち込んだところから前に進めるように、救ってあげる。
また、子どもの失敗で親がひどく悲しんでいるなどと思わせない。
親の希望や期待は伝えすぎないで、のびのびと育ってほしい。
「応援しているよ」と伝えてあげれば、子どもは生きやすいのではないでしょうか。
・怒りの感情をコントロール
子どもを叱るとき、感情のまま、つい言わなくていいことも言ってしまった…
という経験はありませんか?
気持ちが抑えられず、ストップできなくなり、子どもを傷つけるまで追い詰めてしまうような叱り方をしてしまった…
子どもに対してイライラするのは、子どものことが心配で、ちゃんと成長してくれるか信じられないからではないでしょうか。
子どもを信じることができれば、カーッとなることも少なくなります。
感情をコントロールするのに不可欠なのが、
相手を信じられる良い人間関係や、くつろげる人間関係
家族はもちろん、友達など、親しく交われる関係の人と笑い合ったり、愚痴り合ったりする時間を大切にしてください。
子育て中のときこそ、広い人間関係を獲得してほしいと思います。
きっかけはささいなことなのに、怒ったら止まらなくなり、怒りの感情をコントロールできない。
そんなときは、少しだけその場から離れてみる。
気持ちが落ち着いたら、怒りすぎてしまったことを素直に謝りましょう。
子どもを叱るときは、できるだけ冷静になりましょう。
難しいことですが、親も感情に任せて怒りたくないはずです。
・ありがとう、ごめんさない
「ありがとう」は相手をほめることにつながり、
「ごめんなさい」は相手を傷つけないように、先手を打って謝ることにつながります。
「すごいね」とほめるより、「ありがとう」「助かった」と感謝を伝えるほうが、
子どもの心に深く良い影響を与えます。
ちょっと言い過ぎたと思ったら、「ごめんなさい」と親が率先して言いましょう。
子どもは親のことをよく見ているものです。
そして親から影響を受けることが多いです。
日々の生活の中で「ありがとう」と「ごめんなさい」が溢れていれば、
子どもも自然と「ありがとう」「ごめんなさい」が言えるようになるのです。
【まとめ】
なぐされてあげれば、その子の生きる力になる
感情にまかせて叱りそうなときは、その場から離れてクールダウン
ありがとう、ごめんなさいを親が率先して言う