「叱る」ときに大切なこと

 

 

 

【目次】

 ・叱るときに大切なこと

・必要以上に叱らないための工夫

・子供が友達や人様に迷惑をかけたとき

・嘘をつく子供

 

 

 

 

 

 

・叱るときに大切なこと 

 

子どもを叱るとき、本人を否定しないでやったことを叱ること。

 

  

事実を叱り、人格は責めないことが大切です。

 

 

人格を責めてしまうと、

劣等感や自己否定につながったり、

人に対する不信感を募らせることがあります。

 

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大事なのは、叱るときの親の感情と伝え方です。

 

「叱る」ときには、子供に失意、失望、自己否定などの負の感情を

持たせないように心がけましょう。

 

 

悪いことをしたとき、嘘をついたとき、危険なことをしたときは、親は叱るべきです。

 

しかし、両親がそろって怒るのはよくありません。

 

 

子供の逃げ道がなくなってしまうからです。

子供を追い詰めてしまうだけです。

 

 どちらかが叱っていたなら、もう一人はフォローしてあげることが大切です。

 

 

 

 

 

子供は、ちゃんと自分が悪いことをしたとわかっています。

 

 

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 ・必要以上に叱らないための工夫

 

朝、時間がない中で子供の着替えが遅かったり、ごはんを食べるのが遅かったり

マイペースな子供に対して、イライラし、叱ってしまうことありませんか?

 

親だって叱りたくないのに、叱ってしまうことありますよね。

 

必要以上に叱らなくて済む工夫をするのも一つの手です。

 

私が実践しているのは、子供の好きな音楽をかけて、

この音楽が終わるまでに家を出れるように準備しようね。と言います。

 

子供は曲が終わりそうになると、必死で準備を終わらせれるよう動きます。

 

このようにゲーム感覚で楽しくできれば、イライラも軽減されますよ。

 

 

 

 

 

 

 

・子供が友達や人様に迷惑をかけたとき

 

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子供を叱るだけではなく、一緒にお詫びしに行く。

 

「こんなことをして恥ずかしい」なんて言うことはありません。

あなたのしたことは、親がお詫びしに行かなければならないことなんだよ。という

意味合いで、親がお詫びしている姿を見せればいいのです。

 

親が頭を下げて詫びている姿は、子供にとってはいたたまれないはずです。

 

大好きな親が、謝っている姿は子供にとってつらいことです。

しかもその原因が自分なのですから。

 

十分に子供は反省します。

追い打ちをかけるように、

「もう二度と、同じことをするんじゃないよ。」と言わず、

「許してもらえてよかったね。」と言ってあげてください。

 

許してもらえたら、もうそのことはひきずらないでください。

 

叱られたところから自主的に立ち上がれるように。

 

 

 

 

 

・嘘をつく子供

 

子供に嘘をつかせている大人のほうが悪いという考え方があります。

 

嘘をつかなきゃいけない状況に追いやっているのは親かもしれません。

 

子供が嘘をついている理由を考えることも必要だと思います。

 

しかし、子供の嘘は見逃してはいけません。

 

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「あなたが嘘をついていることはわかっているよ。」と上手に伝える。

 

子供に、親をだませていると思わせてはいけません。

 

感情のまま親がひどく叱っても、子供を落ち込ませ、傷つけるばかりです。

 

傷ついた子供は、もっと上手に嘘をつかなければと思ってしまいます。

 

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つまり、自尊心を傷つけるまで追い詰めたら、子供は嘘をつかない子になるのではなく、今度はバレないようにうまくやろうとするだけなのです。

 

親としては、熱くこみ上げる気持ちをぐっと抑えて、決して深追いしない。

 

本人が自分で悪いことをしたとわかっているときに、

追い打ちをかけるように叱らない。

釘をささないほうがいいのは大人も一緒ですよね。

 

間違ったことを指摘して、あとは何も言わずそばにいてあげる。

 

そばにいることで子供は再び前を向きます。

そばにいることで、子供は気持ちを立てやすいのです。

 

 

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【まとめ】

叱るとき、人格は責めない

両親そろって怒らない

叱らないための工夫をする

人様に迷惑をかけたときは、親が謝る姿を見せる

しつこく叱りすぎない

一度終わったことを掘り返さない

何も言わずそばにいてあげる