子どものありのままを受け入れる

 

 

 

子どもが望んだことに望んだとおりに応えてあげると、

わがままな子になるのでないかと心配される方が少なくありません。

 

甘やかしたら、この子もためにならないという親心もあるかと思います。

 

が、甘えてくる子供の背景には、子どもなりに不安や寂しさ、悲しみなどを感じていることの現れなのです。

 

 

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親に癒されたいのに、甘えたいときに拒絶されると、その時の子供の気持ちは救われないままです。

 

逆に、いつまでも親に甘えていなければ不安を感じるようになります。

 

 

「抱っこ」という子供に対して、「もう自分で歩けるんだから歩いて」と言わずに、

抱っこしてあげる(子供の望みに応えてあげる)と、親に受け止めてもらえたと感じて心が満たされるのです。

 

 

 

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甘えたい気持ちを親が応えてあげないと、その子の心は満たされないままです。

 

 

 

いつしか自然と、子どもは親に甘えることが少なくなっていきます。

 

ですから、子どもが求めてくる間は、望みに応えてあげましょう。

 

 

 

 

子どもは、自分の望みが十分に満たされれば、安心して自然に親から離れていきます。

 

注意してほしいのは、子どもが欲しがるものをなんでも買い与えるのは違います。

 

 

 

自分は大切にされているんだと感じられるよう、存分に甘えさせてあげて下さい。

 

 

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泣いている子どもに「泣くな」と言っても、そう簡単に泣き止めないように

本人が変えられないことは言わない。なぜなら、自分を否定されたような気持になるからです。

 

変えたほうがいい行動があれば、それだけ伝えればいいのです。

 

本人が変えられることは言う。

変えられないことは言わない。

 

そして何より大切なのは、「そのままでいいんだよ」という気持ちを

日ごろからたっぷり伝えておくこと。

 

ありのままを受け入れるには、忍耐がいります。

 

 

 

 

・「だめなとこ探し」から「いいとこ探し」へ

 

 

できないところばかり気になって怒っちゃう・・・

 

できるところを認めてもらうと、大人も気持ちがいいですよね。

 

 

 

「にんじん残してる」ではなく「トマトは食べられたね」というふうに、

 

見方を変えていくと、同じことでも見え方が変わってきて、出てくる言葉も変わります。

 

「いいとこ探し」を続けていくと、不思議なことにいいところが見つけやすくなります。

見えてなかったことが、見えるようになります。

 

そうすれば、子どもをありのまま受け入れられるようになります。

 

「ありのまま受け入れる」には、小さいことでも「いいとこ探し」をお勧めします。